気孔(stomata)
意味
気孔は、植物の葉にある小さな開口部で、二酸化炭素の取り込みと水の放出の通り道である。
解説
京都大学の発表では、青色光の刺激で植物の細胞内のタンパク質のリン酸化が変わることを測り、新しいリン酸化酵素CBCを見つけた。低濃度の二酸化炭素では気孔が開き、高濃度では閉じることも確かめられた。この研究は、気孔の開き具合が植物の生育に大きな影響を与えることを示唆している。
気孔の総面積は、葉の表面積の3%未満にすぎない。それでも植物の水損失の最大95%は、この気孔を通る。気孔の開閉を速めることが、蒸散による水損失を減らす手段として論じられている。
出典
青色光と二酸化炭素による気孔開閉運動を制御する分子機構の解明 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2017-12-05
Editorial: Transport and Membrane Traffic in Stomatal Biology https://www.frontiersin.org/journals/plant-science/articles/10.3389/fpls.2022.898128/full