さし木繁殖(propagation by cuttings)

意味

さし木繁殖は、枝や葉など植物の一部を土や水に挿して発根させ、新しい個体を作る方法である。

解説

枝を挿す茎挿し、葉を挿す葉挿し、根の一部を埋める根挿しなどがあり、茎挿しはさらに枝の先端を使う天挿しや、枝を適当な長さに切り分ける管挿しに分かれる。土には肥料分のない赤玉土やバーミキュライトを使い、発根を早めるため地温を上げたり、インドール酪酸などの発根促進剤を使うこともある。

サツキやドラセナなどの観賞用の木、サツマイモやパイナップルなどの栽培でも使われ、親株と同じ性質を持つ苗を種子より短い期間でそろえられる利点がある。農業や園芸では優良な品種を維持したまま増やす手段として、株分けや接ぎ木と並ぶ栄養繁殖の代表的な方法になっている。

出典

AGROVOC: propagation by cuttings https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_25293

挿し木 https://ja.wikipedia.org/wiki/挿し木