アナゴは、日中は物陰に潜み日没後になると活性が上がる


見分け方
体はウナギに似た円筒形で、体色は灰褐色から茶色にかけて変化します。側線に沿って白い点が並ぶのが最大の目印で、腹びれを持たないことでも見分けがつきます。体表は粘液に厚く覆われ非常に滑りやすく、慣れないうちは素手でつかむのが難しい魚です。近縁のウツボとは異なり性質はおとなしく、自分から人を襲うことはありません。
釣れる時期・場所
初夏から秋、特に日が短くなり始める夏の終わりから秋にかけてが最盛期とされます。日中はほとんど動かず物陰に潜んでいますが、日没後になると活性が上がり、砂泥底から出て餌を探し始める夜行性の魚です。水温が下がる冬場は深場へ移動し、釣れる数が大きく減ります。
釣り方
堤防や漁港での夜釣りのぶっこみ釣りが定番の狙い方です。天秤仕掛けにアオイソメを房掛けにして底に置き、アタリが出てもすぐ合わせずに送り込むとその後の聞き合わせで針掛かりが安定します。針を飲み込まれたら無理に引き抜かないで、糸を切って針を残すほうが安全です。砂泥底の変化がある場所や、常夜灯の明かりが届く範囲が狙い目になります。
食べ方
天ぷら、白焼き、煮アナゴと和食で馴染み深い魚です。ぬめりが強いので、フィッシュグリップ・プライヤーでつかんで扱うと安心で、塩でよくもんでぬめりを落としてから調理するときれいに仕上がります。骨切りをしてから開くと、口当たりの良い天ぷら種になります。開いた身は骨が硬いため、慣れないうちは魚屋や専門店に開いてもらう方法もあります。
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