テントポール
テントポールは、テントの骨組みになる支柱。
写真: 江工坊jumperhomes.com / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)道具の特徴
テントの形をつくる骨組みです。ゴムひもで連結されたアルミ合金やグラスファイバーが主流で、しなりながら張力を生み、幕をぴんと張った状態に保ちます。折れると設営そのものができなくなる重要な部品です。
選び方
アルミ合金製は軽くて粘りがあり、グラスファイバー製は安価な反面、年数が経つと縦に裂けやすい傾向があります。買い替えや予備を選ぶときは太さと全長を必ず実測し、同じ規格のものを合わせてください。初めてたたもうとしたとき、風でテントが傾いてフレームの接続部が複数カ所折れた製品があります。成分を調べると、表示の超々ジュラルミン(A7075)より強度が劣るA6061でした(国民生活センター、2022年12月)。材質の表示は選ぶ手がかりになりますが、現物が表示どおりとは限りません。
使い方のコツ
つなぐときはゴムの反動で放り投げるように伸ばすと、差し込み口が欠けます。一節ずつ手で押し込んでからスリーブに通すのが基本で、通すときは引っ張らず、反対側へ押し送ると引っかかりません。張る向きも大切で、ポールがいちばん多く組まれた側を風に向けて張ります。流線形に見える側を風上にしたくなりますが、多くのテントは骨組みの強い側で風を受ける設計です。逆向きに張った夜はポールが一晩押され続け、折れたり生地が裂けたりしかねません(Dan Becker)。
手入れ・注意
砂が入るとつなぎ目が渋くなるため、撤収時に布で拭いてから畳むと長持ちします。内側のゴムが伸びて連結が緩んできたら交換の時期です。応急用のリペアスリーブを一本入れておくと現地で助かります。
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テントポールのショックコードを自分で交換する
概要
使い込んでゆるくなったテントポールのショックコード、つまり中を通っているゴム紐を自分で張り替える作業。アライテントのエアライズ2のポールで実演している。用意するのは元と同じ太さ3mmのショックコードと、プライヤー、メジャー、ハサミ、目玉クリップ、ライターだけ。
古い紐と金具を外す
古いショックコードがつながったままだと作業しにくいので、まず紐を切ってしまう。両端のエンドチップはプライヤーで挟んで反時計回りに回すと簡単に外れる。外れた金具は再利用するので、なくさないように置いておく。反対側も同様に外し、あとは古い紐を抜くだけ。
必要な長さを計算する
ポールの各節をメジャーで測ると長い節が390mm、短い節が285mm。長い節が8本と短い節が2本で、ポール全長は3690mmになる。ショックコードはその8割の長さに切るのが基準なので、2952mmで切り出す。切った両端はライターの火であぶっておくと、ほつれなくなる。
通して張る
片端に結び目を作って、外しておいた留め金を取り付けてからポールに通していく。短い節が両端に来るように差す。紐は全長の8割しかないので途中で足りなくなるが、紐を引き伸ばして目玉クリップで留めておくと手を離しても戻らず、続きの節を差していける。このクリップは最後まで外さない。最終節まで通したら同じように結んで留め金を付け、エンドチップを時計回りに回して締めれば完成。もう1本のポールも同じ手順で作業する。
出典
- 公的機関 国民生活センター(2022) フレームの材質が表示と異なっていたキャンプ用テント-当該品をお持ちの方は販売元にお問い合わせください-
- 動画・英語 Dan Becker 6 mistakes EVERY new tent camper makes setting up
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