ペグハンマー
ペグハンマーは、ペグを確実に打ち抜くための道具。
写真: U.S. Air Force photo by Senior Airman Brooke Moeder / Public domain(Wikimedia Commons)道具の特徴
ペグを打ち込み、抜くための専用ハンマーです。ヘッドの重さと遠心力を使って打つので、少ない力でも打ち込めます。抜くときは、ハンマーのペグ抜きをペグの穴に差し込みます。釘を打つ大工用のハンマーは抜くことを前提にしていないため、ペグ抜きには使えない形が多いです(メガスポーツ/用品店)。キャンプでは打ったペグを翌朝ほぼ必ず抜くので、ペグ抜きが付いていると撤収が楽になります。別のペグを引っかけて抜く手もありますが、ハンマーと一体のほうが手早く終わります。
選び方
打撃部の素材で性格が分かれます。スノーピークの銅ヘッドは手に来る振動を受け止め、ヘッドは600g以上が目安です。ペグの強度に合わせてハンマーを選びます(メガスポーツ/用品店)。鍛造ペグを継ぎ目の多いハンマーで打つと、ハンマーが折れたりへこんだりします。樹脂のペグにはゴムハンマーが向きますが、ゴムは跳ね返るため、硬い地面では反動が腕に返り、鍛造ペグには使いません。衝撃を吸収するヘッドは使うほど凹みますが、傷んだらヘッドだけ交換できます(チャラTV)。
使い方のコツ
握りの太さが手に合っていないと力が入らず、ハンマーがすっぽ抜けて後ろへ飛びます(メガスポーツ/用品店)。後ろには他人がいることが多いため、振る前に周囲を確かめることが大切です。ポール根元のリングにペグを直接打つときは、20cmのペグだと最後まで打つうちにポールを打ちそうになります。30cmのペグを20cmほど打てば、ポールから離れた位置でハンマーを振れます(メガスポーツ)。スノーピークのスチールヘッドの機種には、滑り止めとストラップが付きます(チャラTV)。
手入れ・注意
使用後はヘッドとフックの泥を落として乾かすと錆びません。柄の付け根が緩んだまま使うとヘッドが抜けて飛びます。振ったときに音や手応えが変わったら、次に使う前に必ず締め直してください。
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ペグハンマー7本を打ち比べて分かったヘッドの重さとフックの形
概要
プラスチック製から木製まで7本のペグハンマーを並べ、同じペグを打って使い心地を比べている。打ち込むのは鍛造タイプのペグで、石が多くて硬く、テント付属の細いペグなら曲がってしまうような地面でも比較的容易に入っていく。ペグ側が丈夫なぶん、ハンマーごとの打ち味の差がそのまま出る条件になっている。
打ちやすかった3本の共通点
実際に打ってみて手応えが良かったのは、村の鍛冶屋、スノーピーク、そして値段の高くない中華製の3本だった。共通しているのは先端のヘッドが重いことで、重さのぶん威力が出るのでそのまま素直に入っていく。高い順に打ちやすいわけではなく、安いものでもヘッドさえ重ければ十分に戦力になる。
抜くときに効くフックの形
鍛造のペグは一度深く刺さると手ではまず抜けず、てこの原理を使って引き抜く必要がある。そこで効いてくるのがヘッド側のフックの形で、多くのハンマーはペグの穴に引っかかる形状になっている。軽さを優先した登山向けのモデルはこの形になっておらず、フックが反対側に付いていてキャンプでは使いにくい。
壊れたものと、重さのトレードオフ
木のヘッドのものは打っているうちに少し欠けてしまい、このクラスのハンマーで鍛造ペグを打ち続けるのは現実的ではないという結論。プラスチック製にいたっては割れてしまい、そもそも用途が違ったと振り返っている。先端が重いほど打ちやすいが、そのぶん荷物としては重くなるので、抜きやすさをどこまで求めるかと合わせて選びたい。
出典
- 動画 メガスポーツ 【アウトドア】あなたはどのタイプ?今更聞けないペグとハンマーの選び方【キャンプ】
- 動画 チャラTV 【snowpeak 】ペグハンマーPRO
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