ダイナミックマイク
マイク
カラオケの部屋に置かれている丈夫なマイク
どういうもの?
部屋に置いてあるマイクは、ほぼこの型です。磁石とコイルで振動をそのまま電気に変える電源のいらない単純なつくりで、多少ぶつけても壊れにくい。感度は控えめで口元の音を近くから拾い、天井のスピーカーや壁の反響は拾いにくい。だから伴奏が大きく鳴る空間でも、声だけを前に出せます。
使い方・設定の目安
手に取ったら、まず網を口の正面へ向けます。前から拾う性質が強く、横や後ろを向けると急に痩せた音になります。角度は顔に対して45度ほど傾け、口との間はこぶし1つ分あけたところから始めると大きく外しません。張るサビでは半歩ぶん遠ざけ、ささやく場所では寄せる。つまみを触らずに音量を動かせます。幅の細かい話はマイクとの距離に。
注意・トラブル
使い始めに先端を手で叩かないでください。振動板を直接ゆらす音が入り、機器にもよくありません。息が正面から当たるとボッという破裂音が乗るので、は行とぱ行は口を少しずらす。網を手のひらで包む持ち方は音が痩せます。持つ位置はマイクの持ち方に。落として床に当てた直後は音が出ていても中がずれていることがあり、受付に伝えるのが早道です。
解説動画: コンデンサーマイクとダイナミックマイクどっちが音がいいの?解説します!/コローンゲーミング
電源がいらないつくり: コンデンサーマイクとの一番大きな違いは電源で、コンデンサーにはファンタム電源が要るのに対し、ダイナミックは電源なしで音を拾える。構造そのものが別物で、この電源の有無が、このあとの感度・指向性・ノイズの差につながっていく。
感度が低いと何が変わるか: 機種による差も大きいが、傾向としてコンデンサーは高感度、ダイナミックは低感度。感度とは同じ音を同じ場所で録ったときにどれだけ大きく拾うかのことで、高いほど良い音とは限らない。楽器の繊細な響きまで録りたいなら高感度、周りの雑音を避けて声だけに絞りたいなら低感度が向く。
前から来る音だけ拾う: ダイナミックは単一指向性で、マイクの前面から来る音だけを収録する。対してコンデンサーは無指向性などに切り替えられるものが多い。さらに感度を抑えるパッドや、低音をどれだけ削るか決めるスイッチが付いていることも多く、機能の数でも差がある。
ノイズは構造の問題: コンデンサーは電気を使う構造上、必ずノイズが乗る。ほとんどの製品では気にならない量だが、小さな音を拾おうとしてゲインを上げるとノイズも一緒に大きくなる。対策の度合いは製品によってピンキリで、値段が高いものほど小さい傾向だとまとめている。
何を録るかで選び分ける: まとめると、コンデンサーは電源が要るぶん感度が高く多機能だが、その分ノイズも乗りやすい。ダイナミックは切り替えの機能を持たない代わりに、感度が低いことで起きる問題を抱える。配信か、楽器か、歌か、何を録るのかで選び分けるのがいい、というのが結論。