逆日歩(ぎゃくひぶ)

売買の罠

空売りしているだけで、突然発生する費用

どんな手口・どんな罠?

信用取引で株を借りて売っているとき、貸し出せる株が不足すると発生する追加の費用です。品貸料とも呼ばれます。金額は日々変動し、事前には確定しません。

なぜ引っかかるのか

自分の判断とは無関係に発生するからです。相場が思惑どおりに動いていても、株不足になれば費用だけが積み上がります。とくに株主優待の権利確定日の前後に急増する傾向があります。

見分け方のサイン

信用取引の残高で、売り建てが買い建てを大きく上回っている銘柄は要注意です。優待狙いの「つなぎ売り」で、優待の価値を超える逆日歩を払う例が毎年出ています。

こうなったらどうする

取引所や証券会社が公表する貸借取引の注意喚起(規制銘柄)を確認してください。逆日歩の上限が引き上げられている銘柄は危険信号です。読めない費用が乗る取引は、金額を絞ってください。

解説動画: めちゃくちゃわかる!逆日歩ってなに?どんな仕組み?なんでそんな名前なの?信用取引に興味があるなら知っておくべきポイント!【第2回】(期間限定無料公開中)/Financial Camp 金融のオンライン学習スペース

一言でいうと: 足りなくなった株のレンタル料。信用取引では証券会社から株を借りて売る(空売り)ことができるが、証券会社が持っている株にも限界がある。足りなくなると、外部から調達するための費用が発生する。

誰が払うことになるか: 空売りしている側が負担する。相場が思惑どおりに動いていても、株が不足すれば費用だけが積み上がるという、自分の判断とは無関係に発生する性質がある。

対象になる取引: この費用が発生するのは信用取引のうち制度信用取引と呼ばれる部類のもの。金額は事前に確定せず、日々変動する。