コモディティ(商品)
不動産・現物
原油や穀物。持っているだけでは減ることもある
どういう商品?
原油・天然ガス・銅・小麦・大豆などの現物価格に連動する投資です。個人が実物を持つことはまず無く、先物に投資するファンドやETFを通じて持ちます。ここが最大の落とし穴です。
もうけと損の出どころ
価格の上下だけがもうけと損です。先物には期限があるため、期限が来るたびに次の限月へ乗り換えます。このとき先の価格のほうが高い状態(コンタンゴ)が続くと、価格が横ばいでも資産は目減りします。これをロールコストと呼び、長期保有に向かない最大の理由です。
コスト(どこで抜かれるか)
信託報酬に加え、上記のロールコストが継続的に効きます。
税と口座
商品によって課税が異なります。国内ETFなら株式と同じ扱いのものが多いですが、商品先物取引は申告分離課税の別区分になる場合があります。
向かない人・注意
インフレ対策として長期で持つ、という使い方は難しい商品です。短期の値動きは激しく、需給・天候・地政学で一気に動きます。「インフレに強い」という説明だけで長期保有すると、ロールコストで削られ続けることになります。