印刷電卓(プリンタ電卓)

計算する

印刷電卓は、打った数字を順に紙へ印字していく電卓です。合計が書類と合わないとき普通の電卓ではどこで間違えたのかを追えませんが、紙の列と書類の数字を一行ずつ突き合わせられれば、同じ打ち間違いを二度していないかも確かめられます。複数の口座の一年ぶんの入出金を足す、何年ぶんかの支払いを集計するといった、年に一度しかやらないのに間違えると面倒な計算で、計算した過程がそのまま手元に残ります。ロール紙の幅や印字速度は、長い列を打つ人ほど効いてきます。

どこに効くか

合計が書類と合わないとき、普通の電卓ではどこで間違えたのかを追えません。打ち直して同じ額が出ても、同じ打ち間違いを二度したのかもしれない。印刷電卓は打った数字を順に紙へ印字するので、紙の列と書類の数字を一行ずつ突き合わせられます。効くのは、年に一度しかやらないのに間違えると面倒な計算です。複数の口座の一年ぶんの入出金を足す、何年ぶんかの支払いを集計する、家族に説明しながら分ける——こうした場面で、計算した過程がそのまま手元に残ります。紙を書類にそのまま留めておけば、翌年に同じ計算をやり直したとき、去年の自分と数字が合うかどうかもその場で確かめられます。

選ぶときに見るところ

ロール紙の幅と、印字の方式(インクリボンかインクローラーか)を見ます。1秒あたりの印字行数は、長い列を打つ人ほど効きます。消耗品で動く道具なので、紙とインクが今も普通に手に入る規格かを先に確かめてください。ここで詰むと本体ごと使えなくなります。音が出るため、共有の机では気になります。印字を止めて普通の電卓として使える切り替えがあると、日常の計算にも回せます。年に一度の集計のためだけなら、表計算ソフトに入力して印刷するほうが、後から直せるぶん扱いやすい。印刷電卓が向くのは、紙の書類を見ながら手で打つ作業が中心の人です。先に置くのは打ちやすい実務電卓のほうで、印字が要ると分かってからで間に合います。