1回あたりの単価で考える

費用の見方

「高い」かどうかは1回の値段で決まる

どういうこと?

道具の値札だけを見ていると、たいていの趣味は高く見えます。実際に効くのは、払った額を、それで遊んだ回数で割った数字のほうです。5万円の道具でも年に五十回使えば一回あたり千円で、外食一回より安く収まります。同じ道具を年に二回しか使わなければ、一回が二万五千円です。高い買い物かどうかを決めるのは、値札ではなく頻度で、これは道具にも会費にも同じように効きます。

具体的にどうする

気になっている趣味を、一年で何回やれそうかから見積もり、かかる額をその回数で割ります。ボルダリングなら一回のジム利用が2千円前後で、週に一度通うなら単価はほぼそのまま、シューズ代を足しても回数が多いので大きくは動きません。いっぽうスキー・スノーボードは道具をそろえても、年に三回なら一回あたりが1万円を超えます。回数が読めないうちはレンタル・サブスクで数回試し、回数を数えてから買うほうが確実です。

注意

単価は、下げようとすると行かなくてもいい日に行く方向へ働きます。回数券や月額会員を買ったとたん、元を取るために予定を詰め込む人は珍しくありません。単価は買う前の判断に使う数字なので、買ったあとは元を取る計算をやめるほうが長く続きます。半年たっても想定の半分しか行けていないなら、趣味が合わないのではなく曜日と時間を固定するができていないだけ、ということもよくあります。