木馬の計

伝わり方が怪しい型

例の時代: 説話の舞台は前12世紀頃(記述は前8世紀以降の叙事詩)

木馬の計は、撤退を装って巨大な木馬を残し、その中に兵を潜ませて城内に運び込ませたという、叙事詩に伝わる計略。

戦史の例と、それを伝える史料

トロイア戦争を伝える叙事詩で語られる木馬の計略。ウェルギリウスの『アエネーイス』第2巻は、ギリシア軍が10年の戦いに見切りをつけたと見せかけて木馬を残して去り、トロイア側がそれを城内に運び込んだ夜、木馬に隠れていた兵とシノンによって城門が開かれ、都市が陥落したと伝える。