楔形陣

突破と集中

例の時代: 例は前331年

楔形陣は、陣形を三角形に尖らせて敵の隊列の隙間に打ち込み、そこから内側へ切り開いていく型。

戦史の例と、それを伝える史料

ガウガメラの戦い(前331年)で、マケドニア側はペルシア側の陣形に生じた隙間に対し、騎兵と歩兵の一部を楔形に組んで突撃した。『アレクサンドロス東征記』(アッリアノス)は、この突撃がダレイオス王の近くまで到達し、ペルシア側の陣形が崩れる契機になったと伝える。