タブレットとスタイラスペン
デジタル
タブレットとスタイラスペンは、手書きと資料を一枚にまとめる板です。
どこに効くか
紙のノートは科目ごとに冊数が増え、あとで探す時間が積み上がります。タブレットに手書きすると、書いたものが検索と並べ替えの対象になります。配られた資料に直接書き込めるので、印刷して書いて挟むという往復も消えます。手を動かして書く点は紙と同じですが、紙より覚えられるという話ではありません。ここで変わるのは覚え方ではなく、持ち歩く量と、あとで探す時間のほうです。同じ端末で動画も通知も動くぶん、気が散りやすさでは紙より不利になります。何十冊ぶんの資料を1枚の板で持ち歩ける代わりに、机の上に開くものが増えない、という交換です。
選ぶときに見るところ
ペンは筆圧と傾きを拾うか、書いた線が遅れて出ないかで書き味が決まり、端末側が対応している必要もあります。画面は書く時間が長いほど大きいほうが楽ですが、そのまま重さになって持ち歩きに響きます。紙のような摩擦を出すフィルムは書きやすくなる代わり、ペン先の減りが早くなります。買う前に、いま紙のノートが探せないほど溜まっているのかを見てください。溜まっていないなら、解決する問題がまだありません。すでにパソコンで資料を読んでいるなら、手持ちの端末に手書きアプリを入れて書く量が続くか確かめてからで足ります。
解説動画: 【保存版】iPadで手書きするために知っておくべき基本知識を全てまとめました!/平岡 雄太 / Yuta Hiraoka
書いたあとに動かせる: タブレットに書いた文字や絵は、後から囲んで移動させたり、大きさを変えたり、一部だけ消したりできます。おかげで書いている最中に大きさや位置を考え込まずに済み、メモそのものに集中できます。書いたものはそのまま人に送れますし、別の端末からも見られます。
画面の書き換えの速さ: 選ぶときの分かれ目の一つが、画面を書き換える回数です。60Hzの機種と120Hzの機種があり、パラパラ漫画の枚数の違いに例えて説明されています。枚数が多いほうがペンの動きに描画が遅れずついてくるので、絵を本格的に描く人ほどここが効いてきます。
ガラスと表示面の距離: もう一つは、ペンが触れるガラス面と、実際に絵が出る面との距離です。層が離れていると斜めから見たときに、触れた点と線が出る点が屈折でずれて見えます。この差を詰めたタイプはずれが小さく、書き味に関わります。どちらも積んでいない入門機もありますが、多くの人はどれを選んでも満足できる水準だとしています。
ペンと紙の取り込み: 純正ペンは高いので、まず試すなら他社製のスタイラスペンでも書き味は遜色ないと紹介しています。手元の紙の資料は、メモアプリからそのまま読み取って上に書き込めますし、送られてきたPDFにも直接書けます。画面が暗い状態でもペンで叩けばすぐ書ける、思いついた瞬間に開ける手も紹介されています。