モバイルモニター

デジタル

モバイルモニターは、資料と作業を並べて置ける2枚目の画面です。

どこに効くか

1枚の画面で資料を見ながら書くと、窓を切り替えるたびに読んでいた場所を探し直します。切り替えのたびの数秒は短くても、回数が多いので積み上がります。2枚目を置けば、片側に資料、片側に書くものを固定でき、探し直しがなくなります。ノートパソコン1台だけで作業していた人ほど差が出ます。ただし画面が増えれば、置けるものも増えます。動画やチャットを2枚目に常駐させると、資料を並べるはずが気を散らす窓を増やしただけになります。何を出すかを決めてから使う道具です。持ち運べる型なら、図書館や実家の机でも同じ二画面の並びを作れます。

選ぶときに見るところ

大きさは13〜16インチあたりが持ち運びの上限で、机に据えるなら大きいほうが読めます。つなぎ方が肝心で、映像と電力を1本で通せるUSB-Cに対応していれば配線は1本で済みますが、パソコン側もその出力に対応している必要があります。していなければ別にアダプタと電源が要ります。光沢か非光沢かは、部屋の照明の映り込みで決めます。付属のカバー型スタンドは角度が限られます。買う前に、家で使っていないテレビやモニターを机に載せてみると、2枚目が本当に効く作業なのかが分かります。据え置きでいいと分かったなら、薄さと軽さを捨てて画面の大きい据え置き型にするほうが読みやすくなります。

解説動画: 【最新版】モバイルモニターの選び方7ポイント! 沼の主だけが知っているツボをおさえた選び方の動画です/戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価

大きさは持ち歩くかで決める: よく使われるのは13.3から15.6インチです。13.3と14は対角の差ほど面積も重さも違わず、実測で664gと675g。ところが15.6インチは892gと重く、ケースに入れると一般的なかばんに収めるのは厳しくなります。持ち歩くなら13.3か14、家に据えるなら15.6という分け方です。

スタンドの形で決まる: カバーがそのままスタンドになる型は一見便利ですが、角度がほとんど変えられず不安定で、これから買うなら勧めないと言い切っています。角度を柔軟に変えられるスタンドが付いた型なら、電車でもソファでも机でも、見る場所に合わせて倒せます。

挿す口で映らないことがある: つなぎ方は基本的にケーブル1本で映りますが、同じ機種でも挿す口によって映らないことがあります。原因は電力不足で、画面が大きいほど起きやすく、電源をつなぐと映ります。ただしパソコン側の出す電力の問題でもあるため、どの口で通るかは一概に言えません。別の端子でつなぐ場合は給電が要ります。

ケーブルと画面の表面: 手持ちのケーブルでは映像が出ないことがあるので、付属のケーブルを使うのが確実です。画面の表面は、写真や動画を見るなら光沢、仕事で使うなら映り込みの少ない非光沢。タッチで操作できる型はたいてい光沢なので、どうしても映り込みを避けたいなら最初から非光沢を選ぶことになります。