付箋
書く・記録
付箋は、貼って動かせる書き足しの紙です。
どこに効くか
本や借りた資料には直接書き込めませんし、紙に書いた考えはその場所に固定されて動かせなくなります。付箋は内容と置き場所を切り離せる紙で、書いてから貼る先を決められます。分からなかった場所に貼っておけば、次に開いたときにそこを探す時間が要りません。机や壁に並べて順番を入れ替えれば、構成を考える作業が頭の中でなく手で動かせます。逆に言えば、貼っただけでは何も進んでいません。あとで剥がすか、ノートへ書き写すところまでを一組にしておかないと、色の付いた紙が増えていくだけで終わります。貼る枚数を最初から絞っておくと、剥がす作業のほうも現実的な量に収まります。
選ぶときに見るところ
粘着は普通粘着と強粘着があり、教科書に長く貼るなら強粘着、貼り替えを繰り返すなら普通粘着。透ける半透明のフィルム型は文字の上に貼っても下が読め、細い見出し型は本の小口から出して索引になります。紙型は上から鉛筆でもペンでも書けるぶん、考えを書き出す用途に向きます。ただし古い本や薄い和紙のような紙は、剥がすときに表面ごと持っていくことがあるので、大事な本では端で試してから貼ってください。すでに何種類も家にあるなら、増やすより先に色の使い分けを決めるほうが効きます。用途が決まっていない付箋は、結局どれも使われません。
解説動画: 《タイプ別の使い方》東大卒女子のふせん勉強法¦付箋ノートの作り方からおすすめ紹介まで/みおりんカフェ
勉強で使う三つの型: 動画は勉強に使う付箋を三つに分けます。見たいページに出しておくしおり、ノートの中身を補うもの、覚えたいことを書く暗記用です。同じ紙でも役割を決めてから貼るという整理で、しおりの型には、先生に言われた場所や試験範囲の頭に貼る、小口から出して索引にする、といった使い方が入ります。
しおりは破れにくい方: しおりに使う紙は何でもいいと言いながら、動画がすすめるのは半透明のフィルム型です。あとで見返したい場所に貼る印は試験のあいだずっと付けたままになるので、紙型だと出し入れのうちに破れたり折れたりする。フィルムはそれが起きにくい、というのが理由でした。
ノートを補う使い方: 二つ目の型では、覚えたい要点だけを付箋に書いてノートに貼ります。付箋に乗っている時点でそこが大事だと分かるので、「重要」と書き足さずに済むという説明です。自分で描くと時間のかかる図が刷ってある付箋、上からなぞって写せる透ける付箋、折って書く面を増やす付箋も挙がります。
増やしすぎない: 最後のコツは種類を絞ることでした。あれこれ買い足すほど、付箋を貼ること自体が目的になると釘を刺します。まずはしおりの型から始めて、必要になってから足す順番です。暗記側では、引いた線が赤シートで隠れて覚えたらはがせるテープ状の付箋も紹介されます。