方眼ノート
書く・記録
方眼ノートは、図も表もまっすぐ書けるノートです。
どこに効くか
勉強の書き物は文章だけでは済みません。関係を線でつないだ図、条件を並べた表、桁をそろえる筆算。横罫のノートでこれをやると線が曲がり、書き直すたびに時間が消えていきます。方眼は縦横の目印が最初から入っているので、定規を出さずに直線と枠が引けます。図と文章を同じページに並べても崩れず、あとで見返したときに何の図だったのかが読み取れます。桁をそろえたい計算でも位置が決まるので、位取りの間違いにその場で気づけます。書く速さが上がる道具ではなく、書き直しと迷いが減るという効き方をします。関係を図にする書き方や表で条件を並べる書き方を使うなら、紙の側がそれを邪魔しない状態になっている、というだけの話です。
選ぶときに見るところ
目の大きさは5mmが標準で、細かい図や数式を詰めるなら3〜4mm、大きめの字なら7mm前後になります。方眼の線が濃いと書いた内容とぶつかるので、線が薄い色で刷られたものを選ぶと書いたほうが前に出ます。ゲルインクや万年筆を使う人は、裏写りするかどうかでページの厚みを見ます。綴じ方も効いて、糸かがりやリング綴じは180度開いて左端まで書けます。買う前に、いま使っているノートが最後まで埋まっているかを確かめてください。方眼が自分に合うかどうかは、プリンタで方眼を刷ったコピー用紙を数日使えば分かります。合わないまま何冊も揃えるより、その数日のほうが確実です。
解説動画: 5分で勉強効率がガラッと変わる! 頭の良い人はなぜ、方眼ノートを使うのか/おべんきょう屋はりねずみ
見開きを三つに割る: 動画は一冊の本の内容として、方眼ノートの使い方を紹介します。基本は見開き一組を板書・気づき・要約の三つに割ること。習ったことを写す面、自分が引っかかったことを書く真ん中、短くまとめる面、と役割が先に決まっているので、どこに何を書くかで手が止まらない形になっています。
写さずに思い出して書く: 板書の面で挙がる悪い例が、黒板をそのまま丁寧に写すだけの書き方です。すすめているのは順番を変えることで、まず見て理解し、そのあと板書から目を離し、いま分かったことを思い出しながら書きます。同じページを作るにしても、一度思い出す手数が挟まるという違いだと説明します。
気づきと要約の書き分け: 真ん中の気づきは、「なぜ」「例えば」や、つまり・実はといった話を進める接続の言葉で広げます。何も疑問が浮かばない人は理解できていない、とまで言い切ります。要約は「要するに」を意識して、できれば三つまで。方眼については定規を出さなくても図や表の線がまっすぐ引けるぶん速い、と触れます。
ノートを使わない人は: 参考書と問題集だけで進めていてノートを持たない人向けの応用もあります。参考書にも書き込める余白があるので板書の面はそこで代用でき、書ききれない気づきは付箋に逃がす。要約は単元ごとに要点を三つ、という形にまとめれば、同じ考え方を持ち込めるという話でした。