テナガエビ

河口・汽水

テナガエビは、オスだけ体より長いハサミ脚を持つ

見分け方

オスは体長に対して体よりも長いハサミ脚を持つのが特徴で、これが名前の由来です。メスのハサミ脚は体に対して短く、見た目でオスメスの判別がしやすいエビです。淡水から汽水域にかけて生息し、石垣や護岸の隙間、水草の陰に潜んでいます。夜行性が強く、昼間はほとんど姿を見せない生き物とされています。脱皮を繰り返して成長する甲殻類の一種で、脱皮直後は体が非常に柔らかいといわれます。

釣れる時期・場所

初夏から夏が最盛期とされ、産卵を控えたこの時期に活性が上がり数釣りしやすくなります。日中は物陰に隠れていることが多く、日没後に活発にエサを探し始めます。産卵を終えた秋口にも小型が数釣れることがあるといわれます。

釣り方

短いのべ竿にミミズやサシエビを小さく付けた仕掛けでシンプルに狙うのが定番です。テナガエビはハサミでエサを挟んでからゆっくり口へ運ぶ習性があるとされ、竿先が動いても即合わせせず、引き込むまで待つことが釣果を分けるといわれます。夜間はヘッドライトで足元を照らしながらの釣りが安全です。エサ取りが多い日中は反応が鈍く、日没直後が最も食いが立つとされています。

食べ方

から揚げにすると殻ごと香ばしく食べられ、天ぷらにも向いています。小型のため下処理は簡単ですが、寄生虫のリスクがあるとされているため、必ず十分に加熱してから食べてください。素揚げにすると香ばしさが際立ち、子どもにも人気の食べ方とされています。大きめの個体は殻の食感も楽しめるといわれ、エビ味噌の風味が強く、出汁としても優秀とされています。