マダコ
イカ・タコ・甲殻類
マダコは、初夏に獲れる麦わらだこが特に身の締まりが良い
見分け方
8本の腕に吸盤が2列に並ぶのが特徴で、皮膚の色や質感を周囲に合わせて変えることができます。よく似たイイダコは体がひとまわり小さく、目の下に金色の輪模様があることで見分けられます。危険を感じると体内の墨を吐いて姿をくらます習性も持っています。岩やテトラの隙間に入り込む習性があり、貝殻などを住みかの入口に積んで身を守ることもあるとされています。
釣れる時期・場所
地域や資源状況によって差はありますが、初夏のものは「麦わらだこ」と呼ばれ身が締まっていて人気があります。産卵を控える秋にも狙いやすい時期があるとされています。資源保護のため、地域によっては禁漁期間や体長制限が設けられていることもあります。水温や餌の量によって、地域ごとの最盛期にはばらつきがあるとされています。
釣り方
重めのタコエギやタコテンヤを海底まで沈め、底を小刻みに引きずっては止める動きで岩陰に潜むタコに抱きつかせます。テトラの隙間や捨て石の際など、身を隠せる障害物の周りが主なポイントです。誘いを止めた直後の、じっとした水面のわずかな変化を見逃さないことも大切です。抱きついた瞬間は重みが乗るような独特の感触があり、慣れると分かりやすいアタリです。
食べ方
茹でダコの刺身や酢の物、たこ焼きの種として広く使われます。そのまま茹でると身が硬くなりやすいので、塩や大根でよく揉んでから茹でると柔らかく仕上がります。足の先から徐々にゆでる「足つけ」も定番の下処理とされています。柔らかく煮込んだ煮ダコも、家庭料理として親しまれています。