温度計
はかる道具
体感は、数字とかなりずれる
どんなもの?
発酵の失敗で最も多い原因は温度です。「あたたかい場所」「人肌」といった表現は人によって10℃以上ぶれます。最初に買う道具を1つだけ挙げるなら、温度計—— 麹菌は35℃前後、乳酸菌は20〜40℃、酵母は25〜30℃と、狙う温度が菌ごとに違います。
選び方
液体に挿せる棒状のデジタル温度計が、いちばん汎用が利きます。0〜100℃程度の範囲があれば、麹も甘酒もヨーグルトも蒸し器もこれ1本で足ります。表面温度だけを測る非接触型は、中心の温度が分からないので発酵には向きません。
使い方のコツ
測るのは容器の中心—— 縁と中心では数℃違います。麹や大豆に種菌を入れる前は、必ず温度を測ってから。室温ではなく、材料そのものの温度を測るのが要点です。
手入れ・注意
使ったらすぐ拭く。センサー部分に食材が残ると、次の仕込みに持ち込みます。防水表示の無いものを水に沈めないでください。