ロイコノストック

乳酸菌

漬物の、口火を切る菌

どんな菌?

野菜の表面にいて、漬物の発酵をいちばん最初に始める乳酸菌です。キムチやザワークラウトの初期に増え、乳酸だけでなく炭酸ガスと酢酸も作る(ヘテロ型)ので、仕込んだ直後に泡が出るのはこの菌の働きです。

何をするか

糖を分解して乳酸・酢酸・炭酸ガスを作り、pHを下げて他の菌が入り込めない環境を先に作ります。自分が作った酸で、自分が住めなくなるのが特徴で、酸が強くなると後続のラクトバチルス属に主役を譲ります。

好む環境

低めの温度(20℃前後)と、低めの塩分でよく働きます。酸素が無くても増えられます。キムチを最初に涼しいところで発酵させるのは、この菌の段階を丁寧に通すためです。

関わる食品

キムチ、ザワークラウト、白菜漬け、水キムチ。仕込み初日に細かい泡が立って汁が濁るのは、この菌が働き始めた合図です(→漬物がシュワシュワする・発泡する)。