容器の材質
容器と衛生
酸と塩に、負けない材質を選ぶ
なぜ効くか
発酵の中身は、酸と塩が同時に効いている液体です。金属はこれに弱く、アルミや鉄は溶け出したり、食材を変色させたりします。ホーロー・ガラス・陶器・食品用樹脂は、酸にも塩にも強く、においも移りにくい。
目安
ホーローは酸と塩に強く、光を通さないので味噌や糠床に向く(欠けて金属が見えたものは使わない)。ガラスは中が見えるので、状態を覚えるあいだは有利。食品用の保存袋は少量の仕込みに最適。アルミ、鉄、銅の鍋にそのまま仕込まない。
外れたときの症状
金属容器では、黒い点や金属臭が出ることがあります(→黒い点・黒ずみ)。樹脂容器はにおいが染みるので、キムチと梅干しで容器を分ける。木桶は風合いが良い代わりに、手入れを怠るとカビます(→木桶でなければ本物の発酵にならない)。