真空保存容器
真空保存容器は、ポンプで空気を能動的に抜き、密閉よりさらに酸素の少ない状態を作る容器です。
図: オトモシリーズ(オトモシリーズで作成した図)
道具の特徴
ポンプで容器内の空気を能動的に抜き、密閉よりさらに酸素の少ない状態を作る保存容器です。保存容器(キャニスター)の多くは蓋を閉じるだけの密閉や、ガスだけを逃す一方向バルブですが、こちらは既にある空気そのものを吸い出す点が異なります。焙煎したてで炭酸ガスを出し切った豆や、開封後しばらく経った茶葉の保存に向くとされています。素材やサイズは通常の保存容器と大きく変わらず、蓋の仕組みだけが特殊になっている製品がほとんどです。
選び方
手動ポンプ式か電動の減圧式かで日常の手間が変わります。減圧の度合いを示すインジケーターが付いていると、抜けているかどうかが目で確認できます。焙煎直後の豆をすぐ強く減圧すると、出るはずのガスが行き場を失う場合があるとされ、数日置いてから使う方法もあります。容器の口が広いタイプは、豆や茶葉の出し入れがしやすく日常使いに向いています。
使い方のコツ
容器を満杯にせず量に合った大きさを選ぶと、抜く空気の量自体が少なくて済みます。ポンプ式は蓋をしっかり閉めてから操作し、抵抗が重くなったところで止めるのが基本の手順です。開け閉めのたびに空気が入るため、真空状態は毎回作り直す前提の道具だと理解しておくと、期待とのずれが小さくなります。
手入れ・注意
パッキンが劣化すると、ポンプを操作しても減圧できなくなります。パッキンは定期的に外して劣化を確認します。本体は洗ったあと完全に乾かしてから使わないと、密閉性能が落ちる場合があります。持ち運ぶときは強い衝撃を与えないよう、両手で支えて扱います。
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