カワセミ
野鳥・生きもの
水辺を走る青い光
見分け方
全長17cmほどでくちばしが長く、背中は光の角度で青にも緑にも見え、腹は鮮やかな橙色です。下のくちばしが赤いのがメス。川や池のそばの枝や杭にとまり、水面へ一直線に飛び込んで小魚をとらえます。
危険・注意
人に害はありませんが警戒心が強く、人が水際に立つと狩り場を離れてしまいます。繁殖期は土の崖に横穴を掘って営巣するため、崖に近づいたり三脚で追い回したりすると、その年の子育てを失敗させてしまいます。
出会ったら
「チーッ」という鋭い声が聞こえたら、水面すれすれを低く直線的に飛ぶ姿を目で追ってみてください。観察は対岸から静かに眺めるのが基本で、とまり木を覚えて同じ場所で待つと長く見られます。巣穴の場所は言いふらさないことです。
解説動画: 野鳥に出会う確率を上げる探し方のコツ/鳥探しチャンネル
時間帯を選ぶ: 野鳥はとても早起きで、明け方には活動を始め、縄張りの主張や朝の採餌で動くため遭遇率が高い。感覚的な目安として朝は早い時間から10時ごろまで、夕方は4時から暗くなるまでがチャンスとしている。昼は直射日光を避けて葉陰で休んでいるが、他の鳥が縄張りに近づいたときなどに藪から出てくることもあり、可能性がゼロになるわけではない。
風のない日を選ぶ: 野鳥が出てきやすい天候として、風のない日を挙げている。人には心地よい程度の風でも、小さな鳥にとっては強風にあたるため、風のある日は藪の中や葉陰で休んでしまう。裏を返せば風が収まった翌日は野鳥が一斉に餌獲りに出るので、多くの個体に出会える可能性があるとしている。
見方と歩き方: 歩きながら木を一本ずつ凝視するのではなく、全体をぼんやり眺めて、動くものや枝の不自然な塊・出っ張りを探すのがコツである。周りの自然と明らかに違う色味も手がかりになる。また鳥が出てきそうな場所を先読みし、道と藪の境目を見ながら歩くと、一瞬しか姿を見せない小鳥でも撮影できることがある。
鳴き声を手がかりにする: 鳴き声を頼りにすれば、遠くの木にいる鳥でも見つけられる。要点はどの方向から、どれくらいの距離で鳴いているのかを、山勘で外れてもよいので考えながら聞くことで、近づいてきたなら待ち、到底行けない場所なら諦めて別の機会に移るという判断ができる。姿を見るより先に気づけるので、物陰に隠れながら回り込んで接近することもできる。
ルートと場所の選び方: 逆光になるルートでは鳥が黒く潰れて見えず、しかも相手からは順光になって自分の動きがばれやすい。地図を見て南から北へ向かうルートを選ぶと順光を得やすい。またきれいに草刈りされ整備された公園より、人の手が入っていない荒れた場所のほうが野鳥は多い。藪は天敵から身を隠す家の役目を果たし、食べ物も豊富だからである。車がほとんど通らない裏道や旧道も狙い目としつつ、立入禁止の場所には入らないよう補足している。