防虫グッズ
ウェア・小物
刺されない工夫が快適さを決める
どんな道具?
蚊、ブユ、アブ、マダニなどから身を守るための道具です。肌に塗る虫よけ、据え置きの蚊取り、長袖の服を組み合わせると、刺される回数は大きく減ります。刺されたあとに腫れや発熱が続く場合は、我慢せず医療機関に相談してください。
選び方
肌に塗るタイプは有効成分と濃度によって効き目の続く時間が変わり、子ども向けには使用年齢の目安が示された製品があります。据え置きの蚊取りと、服の上から使えるものを併せて持つと守りが厚くなります。虫の少ない季節でも一つは入れておきます。
使い方のコツ
足首、首すじ、手首を重点的に、塗り残しがないよう広げるのがコツで、汗をかいたら塗り直します。ブユやアブは朝夕の水辺で活発なので、その時間帯は長袖長ズボンが効きます。食い付いたマダニは無理に引き抜かず、医療機関で取ってもらってください。
手入れ・注意
使う前に対象年齢と一日の使用回数を必ず確かめるのが基本です。スプレー式を焚き火やバーナーの近くで使わないでください。引火する危険があります。使い残しは高温になる車内に置かず、涼しい場所で保管してください。
解説動画: 夏キャンプの虫対策と防虫グッズの使い分け/CAMP HACK
概要: 夏はキャンプデビューが最も多い時期で、同時に蚊やブヨ、アブに悩まされる季節でもある。刺されれば痒みや痛みでせっかくのキャンプが台無しになるため、過ごし方の工夫と防虫グッズの両輪で備えるのがよいとしている。服装・明かり・片付け・テントという4つの対策と、線香やスプレー類、刺された後の処置までを一通り扱う回。
服装で刺されにくくする: 肌の露出を減らす長袖長ズボンが基本で、サンダルではなく靴と靴下を履くとよい。暑くて無理なら虫が活発になる朝と夕方だけ着るという割り切り方もある。ブヨは低い位置に多いので足だけ隠しても効果がある。虫は濃い色に寄る習性があるため白などの淡い色を選び、虫が嫌う素材の防虫ウェアという選択肢もある。汗の匂いにも寄ってくるので、こまめに拭いて着替えを数枚持つ。
明かりの置き方と食後の片付け: 大光量のランタンはサイトの端に置き、テーブルの上には小さなランタンを置くと手元に虫が集まりにくくなる。防虫効果のあるオイルを使うのも効果的。虫は香りの強いところに寄ってくるので、食事が終わったらすぐ片付ける。側面がメッシュ生地のテントなら通気性がよく夏も涼しく、その中で過ごせばかなり高い防虫効果が期待できる。
森林香とスプレーで空間を守る: パワー森林香は有効成分のメトフルトリンが通常の2倍配合され、蚊取り線香より強力だとして林業のプロにも使われている。風上に置き、風向きが変わるので左右に二つ置くとよい。殺虫剤ではなく防虫線香で、成分は人体への安全性が高く子どもがいる環境でも使える。一度着火すれば5〜6時間ほど燃え続ける。地面には防虫殺虫スプレーを、テントやタープの周りに円を描くように吹きかけておく。
自作ハッカ油スプレーと刺された後の処置: 虫よけは自作もできる。無水エタノール10mlにハッカ油を20〜40滴混ぜ、精製水90mlを加えてよく振る。ハッカ油の成分はポリスチレンの容器を溶かすので、ポリプロピレンやポリエチレン、ガラスの容器を使い冷暗所で保管する。刺されたらポイズンリムーバーで毒を吸い出す。2分以内に使い始めるのが理想で、患部に垂直に当てて60〜90秒吸い、3回ほど繰り返す。その後は洗って薬を塗り冷やすが、痛みや腫れが続くなら医療機関にかかる。