保湿剤の重ね方
保湿・スキンケア手順
水分を与える製品と油分でふたをする保湿剤を重ねる、基本的な考え方です。
やり方
化粧水や美容液など水分を中心とした製品を先に使い、そのあとに乳液やクリームなど油分を含む製品を重ねるのが一般的な順番です。乾燥が気になる部分には、同じ製品を重ね付けしたり、油分の多いクリームを部分的に足したりすることもあります。季節や肌の状態に応じて、重ねる量やテクスチャーを調整します。
なぜそうするといいか
化粧水や美容液に含まれるヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分は水分を抱え込む働きがあり、乳液やクリームに含まれる油分はその水分が逃げないようふたをする役割を果たします。この順番で重ねることで、肌の表面をすこやかに保ちやすくなります。
やりがちな間違い
油分の多いクリームを先に使うと、あとから使う化粧水や美容液が肌になじみにくくなることがあります。反対に油分を含む製品を省いてしまうと、与えたうるおいが蒸発しやすくなる場合があります。
解説動画: 誰でも3日で潤う「パーフェクト保湿ケア」を2万人肌変えたプロが直伝/国際エステティシャン みどり先生
化粧水は乾く前につけ、物足りなければ重ねる: 洗顔のあと肌が乾き始める前に化粧水をつけ始めると、なじみやすくなります。一度つけただけでは物足りないと感じるときは、時間を置かずにもう一度重ねてつけることで、水分を抱え込む土台を厚くすることができます。
手のひらでなじみを確かめながら回数を決める: 重ねる回数は決まった数にこだわらず、肌の状態に合わせて変えるという考え方です。手のひらで軽く押さえて、肌が吸い付くような感触になったかどうかを確かめながら、必要な分だけ重ねる回数を決めていきます。
乾燥が強い時期は保湿を中心にした処方に切り替える: 美白やエイジングケアなど、はたらきの強い成分が入った化粧水や美容液は、乾燥が強い時期には肌の負担になりやすい場合があります。そうした時期はヒアルロン酸やセラミドなど保湿を中心にした処方に一時的に切り替えてから重ねづけをすると、なじみやすくなります。
最後のクリームも、乾きを感じたら重ね直す: クリームをつけたあとも、時間が経つうちに乾きを感じることがあります。そのようなときは就寝前などにもう一度クリームを重ねて、油分の膜を補い直します。一度の重ねづけで終わらせず、様子を見ながら数日かけて整えていくという考え方です。