肌質の分類
肌質とバリア機能
皮脂と水分のバランスから肌をいくつかのタイプに分ける考え方
しくみ
肌質は一般に、皮脂の分泌量と角層の水分量のバランスから、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌などに分けて考えられています。これに加えて、刺激に対する反応の出やすさから敏感肌という分類が使われることもあります。皮脂量や水分量は美容機器で測定できますが、実際には季節や気温、体調、年齢、ホルモンの状態などによって変動するため、一つのタイプに固定されるものではないと考えられています。
スキンケアとの関わり
スキンケアでは、そのときどきの肌質に合わせて、皮脂や水分のバランスを整える製品を選ぶことが基本とされています。ただし肌質は季節の変わり目や加齢にともなって変化していくため、以前と同じ製品が合わなくなることもあり、状態を見ながら見直していくことがすすめられています。
解説動画: 【肌質診断】3つの診断方法で自分の肌質の正解を見つけよう!/のべちゃん
動画で扱われているテーマ: この動画では、肌質を皮脂量と水分量のバランスから普通肌・脂性肌・乾燥肌・混合肌の4つに分ける考え方が扱われています。動画では、こうした分類が日本化粧品検定協会などでも使われているものだと紹介されており、まずチェックリストで暫定的に肌質を判定し、そのあとで普段の肌の状態と照らし合わせて確認するという二段階の進め方が示されています。
チェック項目による暫定診断: 動画では、水分の少なさを確認する8つの項目(日中の突っ張り感や、口や目もとのカサつきなど)と、皮脂の多さを確認する5つの項目(テカリやあぶらとり紙を使う頻度、頬の毛穴の目立ちやすさなど)というチェックリストが紹介されています。水分の項目と皮脂の項目それぞれの当てはまり方を組み合わせることで、普通肌・脂性肌・乾燥肌・混合肌のいずれかを暫定的に判定する手順が説明されています。
普段の肌の状態と照らし合わせる方法: チェックリストでの判定に加えて、動画では普段の肌の状態から見直す方法も紹介されています。朝起きたときのUゾーン(フェイスラインまわり)の状態を観察する方法や、洗顔後に何もつけずに肌を置いた状態でのツッパリ感の有無と、あぶらとり紙を押し当てたときの油のつき方を確認する方法が挙げられており、これらを組み合わせることでチェックリストだけよりも実際の肌質に近づけて確認できるという考え方が示されています。
肌質は固定的なものではないという説明: 動画では、肌質は一生変わらないものではなく、年齢や季節、環境の変化によって変わっていくことがあるとも述べられています。1つのタイプだけに当てはまると思い込みすぎず、複数のタイプの要素を併せ持つと感じる場合もそれ自体は珍しくないという捉え方が紹介されており、定期的に肌質を確認し直すことが勧められています。この点は、肌質が皮脂量・水分量の変動によって一つのタイプに固定されるものではないという考え方と一致しています。