ハイライト

画面のいちばん明るい部分

どういう意味か

画面の中でいちばん明るいところ。暗い側のシャドウと対にして使う。金属や瞳、濡れた面ではね返る光の点も指す。本当に白い場所を数か所だけに絞ると、そこが輝いて見える。逆に全部を明るくすると、どこも光って見えない。色も形も残らないほど飛んでしまった状態は、白飛びと呼んで区別する。

どこで出てくるか

写真の編集画面に「ハイライト」「白レベル」のスライダーとして並び、ヒストグラムの右端がここにあたる。絵の解説では「ハイライトを置く」という言い方で、瞳や器の縁に入る白い点を指す。真珠の耳飾りの少女の耳飾りは、その代表として語られることが多い。

使い方

明るい場所を全部同じ明るさにしない、と決めるだけで画面が締まる。写真ではハイライトだけ下げて白レベルは残すと、空の階調が戻ったまま一点の光は残せる。絵では最後に置く白を我慢して、主役の一点まで取っておく。光っている物より、光っていない物のほうが多い。

解説動画: 写真編集のハイライトと白レベルはどう違うか/さるさんカメラ

どこまで説明しているか: 写真編集ソフトの現像画面を開き、明るさまわりのスライダーが何をしているかを順に追っている。まずヒストグラムは写真の明るさの分布を表すグラフで、右端が最も明るい所、左端が最も暗い所にあたると押さえる。その上で、露光量とコントラストに続くハイライト・シャドウ・白レベル・黒レベルの四つを、ここがいちばん大事な部分だと位置づけている。

ハイライトと白レベルの違い: ハイライトは白飛びしている所より少し下、明るい部分そのものを動かすスライダーで、白飛びを直接いじる機能ではなく、下げてもあまり抑えられないと説明する。飛んでしまった部分をピンポイントで扱うのは白レベルのほうで、下げると白飛びが収まる。暗い側もまったく同じ関係になっていて、シャドウが黒つぶれの手前、黒レベルが黒つぶれ自体を扱う。

使い方: 実演では空の青さを取り戻すためにハイライトをほんの少しだけ下げるにとどめ、大きくは動かしていない。この四つの違いは絶対に覚えておいたほうがいいと勧めている。基本補正から下にあるトーンカーブなどは明るさではなく写真にアクセントをつけて色を変える側だとして、役割をはっきり分けて話している。