露出

光

露出は、写真に取り込む光の量のこと。

どういう意味か

カメラが受けとる光の量が、写真全体の明るさを決める。その量は絞り(レンズの開口の大きさ)とシャッタースピード(光を入れる時間)の掛け合わせで決まり、ISO感度は受けた光を増幅する度合いにあたる。どれかを1段変えると明るさは倍か半分になるので、残りで釣り合いを取る。シャッターを1/30秒から1/60秒に速めて暗くなったら、ISOを倍にして戻せる。明るすぎれば白飛び、暗すぎれば黒つぶれ。

どこで出てくるか

カメラの露出補正のボタンと、+−の目盛り。1段動かすと明るさが倍か半分になり、写真家の林祐介は解説動画で、0.3〜0.5段ずつ動かして様子を見るのが一般的と話す。使えるのはP・A・Sのモードで、オートや風景モードでは動かせず、マニュアルでは要らなくなる。測光は中間の灰色を基準にしているので、白い被写体はプラス、黒い被写体はマイナスに振ると見た目どおりの明るさになる。

使い方

正しい明るさは一つではない、と分かるのがいちばんの効き目。YouTubeチャンネル「Never fStop」は、露出計は指示を出す上司ではなく助言者だと言い、白い建物を測るか影の道を測るかで示す設定が変わる例を見せる。同じ明るさでも、シャッターを遅くすると動きがぶれやすく、ISOを上げるとざらつき、絞りを開くとピントの合う範囲が浅くなる。暗い雰囲気で残したいならマイナスに振って自分で決める。

出典

  1. 資料・英語 Marc Levoy(スタンフォード大学 CS 178) Variables that affect exposure
  2. 資料・英語 Michigan Technological University のサイト(書き手の記載なし) Exposure Compensation
  3. 動画・英語 Never fStop Intuitively Understand Exposure in 12 Minutes (With Real Examples)
  4. 動画 写真家 林祐介【写真が好きになるチャンネル】 【カメラ初心者必見!】これで分かる!露出補正とヒストグラムを徹底解説!【写真家】

解説動画: 露出補正の値をヒストグラムで決める手順/ゆ〜とび

何を見て決めているか: 露出補正の値をどうやって決めているのか、という質問への答えとして、ヒストグラムを見ていると説明している。ヒストグラムはカメラの画面にも出せて、白飛びや黒つぶれが起きていないかがそこで分かるという位置づけ。作例では補正を0と±3.0に振って撮り比べている。

ヒストグラムの読み方: 露出補正をマイナスに振るとグラフは左へ、プラスに振ると右へ寄っていく。左端に張り付けば黒つぶれ、右端に張り付けば白飛び。どちらの壁にもぶつかっておらず、真ん中寄りに山が収まっている状態がいちばんよいと言っている。

端に寄せない決め方は誰向けか: ただし、白飛びも黒つぶれもさせないように決めるのは、あとで現像する人に限った話だとも言っている。動画内の映像は顔の明るさに合わせて+1.3にしてあり、外の部分は白飛びしている。撮って出しならそれでよく、現像するなら顔が暗くなっても白飛びを抑える側を選ぶという決め方になる。