等温線
線と面
高層天気図の破線で、気温の等しい線です。気象庁『高層天気図』の説明は「等温線(同じ気温のところを結んだ線)を破線で描き、線上にその値(単位:℃)を整数で示しています」としています。
何を表した線・記号か
同じ気温の地点を結んだ線です。気象庁『高層天気図』の説明は「等温線(同じ気温のところを結んだ線)を破線で描き、線上にその値(単位:℃)を整数で示しています」と書いています。実線の等高度線と同じ紙に重ねて引かれるため、一枚の図の中に二種類の線が同居することになります。数字に℃が付いていれば、それはこちらの線に添えられた値です。
図のどこを見るか
破線だけを目で拾うのが先です。実線をいったん置いて破線をつなぎ、どこで折れ、どこで混んでいるかを見ます。破線が混んでいるところは、水平方向の気温の差が大きい場所です。まばらなところは差が小さい場所にあたります。線に添えた数字は整数で、高い面ほど負の値が並びます。等高度線の形と重ねると、線の交わり方から寒気と暖気の入り方が読めます。
読み違えやすいところ
地上天気図の破線と混同するのが起きやすいところです。地上天気図では間隔の広いところを埋める2hPaごとの補助の等圧線が破線で描かれるので、同じ破線でも意味が違います。単位を見れば分かれ、こちらは℃、地上の破線はhPaです。もう一つ、850hPaの気温から地上の降り方を言い当てる読み方は、先の空に踏み込むのでここでは扱いません。
どの天気図に載っているか
高層天気図に載ります。気象庁のAUPQ78が850hPaと700hPaの面、AUPQ35が500hPaと300hPaの面で、いずれも実線の等高度線と破線の等温線が同じ紙に描かれます。地上天気図に気温の線は無く、気温は観測点の天気記号のそばへ数字で置かれます。面ごとに並ぶ数字の範囲が違うので、どの面の図かを先に確かめます。