場外への直接取引の誘導
仕事の現場
仲介サイトの外へ連れ出される誘い
どんな手口?
仲介サイトで知り合った相手から、外で直接やりとりしようと持ちかけられる話です。手数料は浮きますが、仮払いも運営の仲裁も無くなります。多くのサイトが規約で禁じており、発覚すれば双方のアカウント停止と、積み上げた評価の消滅につながることがあります。支払いが滞っても、頼れる記録は自分の手元にしか残りません。
見分け方のサイン
「手数料がもったいないので直接で」、「長く続けたいので外でやりましょう」。見積もりや納期の話より先に連絡手段の話が出る、初回のやりとりでメッセージアプリのIDを聞かれる、といった順序そのものが見分けどころです。評価の少ない相手ほど、この誘いを早い段階で出してきます。
こうなったらどうするか
規約を理由に断ると角が立ちません。それでも外で続けるなら、契約書と発注書を交わし、着手金か前払いを条件にします。相手の事業者名と所在地を確かめられないうちは受けないこと。断った途端に態度が変わる相手なら、元から危うい取引だったと分かります。
相談先
外で取引して未払いになると、仲介の保護は届きません。金銭の争いは法テラス、事業者間の取引条件は国のフリーランス相談窓口が入口です。個人情報や身分証を渡した後で不安が残るときは、消費者ホットライン188にも相談できます。アカウントが止まった場合の異議申し立ては期限が短いことがあります。