際限のない修正要求
仕事の現場
直しが繰り返され終わりが見えない
どんな手口?
納品後に「イメージと違う」が繰り返され、終わりが来ない状態です。契約に修正の回数も範囲も書かれていないと、発注者はそれを無料で直せる作業と考えます。検収の基準がない案件ほど起こりやすく、見積もりの二倍三倍の時間が静かに消えます。報酬は最初のままなので、時給だけが下がり続けます。
見分け方のサイン
「もう少しだけ」が三度続く、指示が毎回変わる、決裁者が後から登場する、参考資料は出てこないのに感覚で否定される。募集の時点で「納得いくまで対応」と書かれている案件も、範囲の線引きがない点では同じです。指示の主語が「社内」「みんな」に変わったら、まとまらない合図だと思ってください。
こうなったらどうするか
着手前に修正回数を先に決める、これが最短の備えです。上限を超えた分は別途の見積もりが必要と伝え、無料で続けないことです。やりとりは進行の記録を残す形にして、どの指示で作ったかをいつでも示せるようにします。口頭で決まったことも、その日のうちに文章にして送り返します。
相談先
相手が事業者なら、国のフリーランス相談窓口で契約範囲の考え方を相談できます。仲介サイト上の取引であれば、まず運営の仲裁を使えることが多く、残したやりとりの記録がそのまま材料になります。支払いが止まるところまで進んだ場合は、法テラスから弁護士相談につなぐ流れです。