ペットシッター
体を動かす・現地で
飼い主の留守中に犬や猫の世話をする仕事
どんな仕事?
飼い主が家を空ける間に自宅を訪ね、食事、排泄の始末、散歩や遊びまでを引き受けます。仕事として動物を預かったり世話をしたりする場合、第一種動物取扱業の登録が要る扱いになることが多く、実務経験や所定の資格などの要件も定められています。要否は自治体の窓口で確かめてください。
仕事の流れ
事前に飼い主と面談し、性格、持病、餌の量、鍵の受け渡し方を詰めます。当日は1回30〜60分の訪問で世話をし、写真と記録を毎回送るのが基本です。数日の依頼では同じ時間帯に通い続けます。最後に鍵を返し、次の留守でも指名される流れができると予定が立てやすくなります。
単価と収入の目安
料金は1回あたり千円台から三千円台の設定が多く、頭数や散歩の有無で上下します。移動の時間は料金に含まれないのが普通で、1日に回れる件数にも限りがあります。件数が伸びない月は収入も伸びません。長期休暇の前後に依頼が偏る季節仕事で、平常月との落差は最初から見込む必要があります。
最初の1件までにやること
まず登録の要否と要件を、自治体の動物愛護の担当窓口で確認します。並行して賠償責任保険に入り、鍵の預かり方も決めておきます。実績がないうちは、知人の家で記録を残すところから始めるか、シッターを仲介する仕組みに登録して評価を積むのが現実的です。
向かない人・つまずくところ
預かった動物の急変や脱走がいちばんの怖さで、留守宅の鍵を預かる重さも伴います。動物が好きという気持ちだけでは務まりません。年末年始や大型連休こそ休めないのも実情で、家族の予定とぶつかります。噛む犬や人に慣れない猫を断る判断も、自分でする必要があります。
解説動画: ペットシッター 〜第一種動物取扱業登録更新☆〜/わんにゃんこねくとくらぶ
5年に1回の登録更新: この仕事は自治体への登録が要る。話し手は東京都に第一種動物取扱業としてお店を登録していて、その更新が5年に1回。10年続けていま2回目の更新を控え、書類をそろえる事務作業に追われていると話す。更新のたびに、ふだんつけている帳簿をそろえて確認してもらう。
帳簿で分かった1年の件数: 更新の準備で帳簿を見返した話し手自身が驚いている。この1年で新規のお客さんとの打ち合わせに100件ほど行っていて、数えてみてすごく増えていると感じたという。事務作業は苦手だと言いつつ、義務なので手を動かしている。
予約は朝と夜に偏る: 連休前は予約が集まるが、希望の時間が朝と夜に偏るので、そこから先に埋まっていく。話し手はお客さんの希望時間を9割は叶える形で組むようにしているが、忙しい時期はどうしても添えないこともある、と正直に話している。
回る順番でその日が決まる: 1日に何軒も回るので、誰がどこへ行くか、どの順で回るかを決めるのに一番頭を使うという。移動のことまで考えて並べないと、うまく次の家へ出られない。キャンセルが入れば組み直しになるので、直前まで確定できない日もある。
旅行が止まると仕事も止まる: 依頼の多くは飼い主の旅行に合わせて入るため、外出をひかえる空気がそのまま予約に出る。感染が広がって行動の制限が出たときは即日でキャンセルが並んだという。逆にこの年の連休は予約が多く、世の中が普通の生活に戻りつつあるのを、手元の予定表で感じている。