イベントスタッフ

体を動かす・現地で

催しの会場で設営や誘導をする当日限りの仕事

どんな仕事?

音楽の公演、展示会、スポーツ大会などの会場で、設営、受付、誘導、物販、撤去を受け持ちます。運営会社や人材会社が人を集め、土日や連休に集中するのが特徴です。当日限りの募集が多いので、本業の休みと合わせやすく、平日はまったく動けない人でも組み込めます。

仕事の流れ

登録先から届く募集に応募し、先着や抽選で配属が決まります。前日までに集合場所と服装の指示が来て、当日は開場の数時間前に入り、設営と段取りを確かめます。本番中は持ち場を離れられません。終演後の撤去まで含めて解散なので、拘束時間は募集の記載より延びがちです。

単価と収入の目安

時給制か日給制で、1日8〜10時間の拘束に対して支払われます。深夜の撤去や特殊な現場は上乗せされることもありますが、交通費が一部しか出ない募集も普通にあります。人気の案件は応募が集中して外れるため、収入を月単位で当てにしにくい働き方でもあります。

最初の1件までにやること

人材会社やイベント専門の登録先に申し込み、説明会か動画の研修を受けます。白いシャツと黒いパンツ、動きやすい靴を自前で用意する現場が多いので、手持ちを先に確かめてください。まずは半日で終わる受付や誘導を選ぶと、現場で指示が飛び交う空気に慣れやすくなります。

向かない人・つまずくところ

立ったまま待つ時間が長く、天候の影響も直接受けます。来場者から強い言葉を向けられる場面もあり、気持ちのすり減りも小さくありません。指示は当日その場で変わるため、段取りが決まっていないと動けない人には向きません。翌日に本業がある日程を続けて入れると疲れが残ります。

解説動画: イベントスタッフしてるものだけど質問ある?/職業レポート

まず会社に登録する: イベントスタッフの会社に登録し、面接を受けるところから始まります。会社は登録した人をいろいろな催しへ送り出し、イベントごとに決められた人数を登録者の中から集めるしくみです。好きな歌手の公演に入れるのかという問いには、それなりには行けると答えています。

設営、当日、撤去は別の仕事: 公演なら、前日までの機材の運搬や搬入といった設営、当日のチケットの確認、警備、誘導、終わった後の撤去に分かれ、別々に人が集められます。公演を見たいなら当日の分だけ受ければよいのですが、搬入や撤去の募集も回ってくるので、好きな持ち場ばかりを続けることはできません。

誰と働くか、服装は: 大学生とフリーターが多く、男女比は現場によってばらばらだといいます。社員は現場監督として一人いる程度で、残りはアルバイトが占めます。上着は貸してもらえることが多く、大きな催しではスタッフ専用のシャツを作って配ることもあります。大人数で動く現場が多く、知り合いは増えていきます。

当たり外れの差が大きい: 現地集合、現地解散が基本です。往復四時間以上かかる地方の音楽祭では、交通費と弁当は出たものの人の入りは少なく、猛暑の中を長時間立っているだけだったと振り返っています。逆に泊まりで入った三日間の自動車レースは合宿のようで、決勝の開始と同時に業務が終わり、そのまま観戦できたそうです。

見え方と人のつながり: 同じ公演でも割り当てられた持ち場で見え方が変わり、ほとんど見られないこともあれば、ステージが見える位置に入ることもあります。二週間ほど続く長期の現場は顔ぶれが変わらないため、スタッフ同士の関わりが深くなるといいます。