家事代行
体を動かす・現地で
依頼者の家で掃除や料理を代わりに行う仕事
どんな仕事?
依頼者の自宅に伺い、掃除、洗濯、片づけ、作り置きの料理などを代わりに行います。発注元は家事代行の運営会社か、個人と直接つながるマッチングの仕組みです。普段の家事の延長で始められる反面、他人の家の道具と手順に合わせる必要があり、自己流のままでは続きません。
仕事の流れ
会社に登録すると、面接と実技の研修を経て依頼が回ってきます。訪問前に間取りと希望を確認し、当日は2〜3時間の枠で作業します。終わりの時刻で区切る決まりなので、全部終わらなくても切り上げます。作業後に写真や報告を残し、同じ家に定期で入る形になると収入が読みやすくなります。
単価と収入の目安
時給制が中心で、研修期間は下がる設定もあります。移動時間は無給の会社が多く、1日に2件しか回れないと実働あたりの割は落ちます。指名や定期契約で単価が上がる仕組みを持つ会社もありますが、半年ほど続けて評価が溜まってからの話だと考えておいてください。
最初の1件までにやること
求人に応募し、面接と研修を受けるところから始まります。掃除の手順と洗剤の使い分けを自分の言葉で説明できるかが見られます。個人で直接受ける道もありますが、困りごとの窓口が自分だけになるので、最初は会社を通して経験と手順を身につけるほうが安全です。
向かない人・つまずくところ
高価な家具や食器を傷つける事故は起こりえます。賠償の保険が用意されているかは、登録前に必ず確かめてください。しゃがむ姿勢が続き、膝と腰への負担も積もります。依頼者との距離が近く関係が個人的になりやすいので、できないことは最初に断る線引きが要ります。
解説動画: 家事代行なんて家事するだけでお金貰える楽な仕事だと思ったのだ…/お仕事ずんだもん
引き受ける家事の範囲: 掃除、料理の作り置き、食器洗い、日用品の買い物、洗濯やアイロン、ゴミの分別、庭の手入れまで一般的な家事なら何でも引き受ける事業者として描かれる。掃除用具や洗剤は客の家のものを借りる。研修はあるものの九割近くが未経験からのスタートで、栄養士や整理収納の資格があると任される幅が広がる。
一人で時間内に終わらせる: 現場は一人で時間内に全部こなすのが前提で、一時間で作り置きを十品といった密度になる。広い家や汚れがひどい家は時間に収まらず、雑にやればクレームにつながる。残業や追加の依頼も出るが、その場合は延長料金をもらって応じるのが望ましい、という描き方をしている。
働き方と単価の目安: 社員のほかパート・アルバイト・派遣があり、スケジュールの融通が利く働き方だと紹介する。動画が挙げる数字は時給千二百円台から、利用する側の料金は一時間三千円程度。慣れると一日に三件回ることもある。利用者側には自治体の補助金や初回半額のキャンペーンがある、とも触れている。
できないことは断る: エアコンの修理を頼まれる場面では、専門業者の領域なのではっきり断る。「家政婦なら何でもやってくれる」と勘違いする客がいるためで、断る気も必要だと言う。片付けで床の書類を全部捨てていいと言われ、レシートの束まで捨ててしまう失敗も描き、言われたとおりでも確認が要るとしている。
密室で働くリスク: 客が不在でも契約に基づいて鍵を預かり作業することがあり、男性宅で全裸で迫られる場面が出てくる。2020年9月にマッチング型の家事代行でスタッフに全裸で迫った男が略式起訴された事件を挙げ、密室では表に出ていないだけかもしれないと言う。会社のサポート体制を調べてから働くよう勧めている。