/ʌ/
短母音
cup の u。力を抜いた短い「ア」
どんな音?
短く、あいまいで、力の入っていない「ア」です。口をほとんど動かさずに出すのが特徴です。
口の作り方
口を軽く開けて、舌も唇も何もしないまま短く声を出す—— それだけです。日本語の「ア」より口の開きが小さく、こもった響きになります。
日本語とのちがい
日本語の「ア」で代用してもだいたい通じますが、/æ/ と混同すると cut と cat、much と match が区別できなくなります。あごを下げるかどうかが分かれ目です。
この音を含む語
cup, but, love, come, money, under
解説動画: カタカナの「ア」と、力を抜いた短い母音の違い/サマー先生と英会話!
この音の位置づけ: 日本語の母音は5つだが、英語には大きく分けて10個の母音があるという話から入り、その中でも日本語に無い音を順に取り上げていく。この音には少し長めのものと短いものの2つの発音記号があるが、よく似ているので動画ではシュワーとしてまとめて扱い、英語で最もよく使われている母音だと紹介している。
出し方: 口を大きく開けすぎず、力を抜いた感じで短く「ア」と出すのがこの音。カタカナでは「ア」と書かれることが多いが、実際は「ア」と「ウ」の間にある音だとしている。英語では強調されない母音がよくこの音になり、banana も強く読む真ん中の a 以外はこの音になる、という説明。
やりがちなミス: fan をカタカナ通りに「ファン」と読むと fun に、hat は hut に聞こえてしまうという例を挙げている。アメリカ英語ではこの音をカタカナの「ア」に近い音で出すため、カタカナ読みがそのまま別の単語のほうへ寄ってしまうからだとしている。会話の流れで分かることもあるが、相手が混乱する場面もあるので意識するといい、という整理。
練習のしかた: 上達の第一歩は意識を向けることだけだとしている。正式な発音を注意深く聞き、カタカナの読みや文字通りの読みとどう違うかに注意を向け、そのうえで恥ずかしがらずにそっくり真似て何度も繰り返す。勉強するより慣れることが大切で、繰り返すうちに体が覚えると締めている。