/ə/
短母音
英語でいちばん多く出る音。名前はシュワー
どんな音?
弱く、短く、あいまいな音です。特定の音ではなく「力が抜けたときの母音」で、英語で最も出現頻度の高い母音がこれです。
口の作り方
口を半開きにして、舌も唇も何もせず、ため息のように「ァ」と出す。これ以上ないほど楽な音で、楽だからこそ弱い音節はすべてこれになります。
日本語とのちがい
日本語には弱い母音という概念がなく、すべての母音をはっきり発音します。これが「日本語英語が平坦に聞こえる」最大の理由です。about を「アバウト」ではなく「ァバウト」、banana を「バナナ」ではなく「バナァナ」にするだけで、かなり英語らしくなります。
この音を含む語
about, sofa, banana, problem, support, the(弱形)
解説動画: カタカナ英語を卒業しよう シュワ(schwa)の発音 twoとto/ fourとforの発音の違い(英語のアクセントとイントネーション⑤)[#109]/『あいうえおフォニックス』英語発音
英語で最も使われる母音: シュワー(schwa)=暗くて弱い音。英語で最もよく使われる母音として紹介されている。banana の弱い部分がこれ。
カタカナ読みとの違い: about は「アバウト」ではなく ə-bout、family は「ファミリー」ではなく fam-ə-ly、student は「スチューデント」ではなく stu-də-nt。ローマ字のように読んでしまうのがカタカナ英語の正体で、脱出するにはまずアクセントの位置を確認し、アクセントの無いところを弱く読む。
つづりからは分からない: どこがシュワーになるかは文字だけでは判別できない—— 音を聞くしかない。ただし裏を返せば、アクセントの位置さえ押さえて強調すべきところを強調すれば、残りの発音は適当でよいということでもある、と前向きに整理している。
機能語もシュワーになる: 強調しない前置詞もシュワーになることが多い。例としてtwo(切符2枚)は大事なのでしっかり伸ばすが、to は重要でないのでサッと弱く発音するという対比を挙げている。