/ɪ/

短母音

sit の i。「イ」と「エ」の間

どんな音?

日本語の「イ」より口の力を抜いて、少しだけ「エ」に寄せた音です。短く切ります。

口の作り方

「イ」の口を作ってから、力を抜いて少しだけ口を開く。唇を横に引っ張らないのがコツです。

日本語とのちがい

日本語の「イ」で代用すると /iː/ と同じになってしまい、ship と sheep、live と leave が区別できなくなります。違いは長さだけでなく、口の力の入れ方です。

この音を含む語

sit, big, ship, live, this, into

解説動画: 船か羊か? | 短母音 /ɪ/ と長母音 /iː/ (英語の発音)/English with Max

記号で区別する: 短い i と長い i を、それぞれの発音記号で区別して扱う。短い i は sit のような i の文字に対応し、長い i は ee や ea に対応することが多い。「多くの場合」であって「いつも」ではないと釘を刺している。

難しいのは短いほう: 短い i は多くの言語に存在しないため、こちらのほうが難しい音だとしている。

口の作り方: 短く、口をとてもリラックスさせて出す。アメリカ英語ではイギリス英語より舌の位置が低く、よりリラックスしている。if / tip / fin / quick / thing といった語で、2回ずつ繰り返す練習が用意されている。

解説動画: 短い i の口の作り方と、つづりとの対応/Sounds American

この音の位置づけ: アメリカ英語で2番目によく使われる母音でありながら、世界の言語の20%にも使われていない音だと紹介している。そのため多くの人がbe で使われる i の音と混同してしまうという。it、big、gym、English、image などに入っているのがこの音。

口と舌の作り方: 口を少し開けて、唇を軽く左右に引く。そのうえで舌を口の中で高く上げて前に押し出し、舌先が下の前歯の裏に来る位置に置く。ただしやわらかい音なので、舌も唇もリラックスさせておくのが前提で、練習の途中でも舌は軽く、高く上げて前へ、とポイントを繰り返している。

つづりとの対応: この音は73%が i の文字で書かれるので、つづりは覚えやすいほうだとしている。残りは English の e、image の a、gym の y など。練習は画面に単語が出て読み上げられ、2〜3秒の間でそのまま真似する形が用意されている。