r を巻き舌にしてしまう

カタカナ発音(母音の挿入)

rを巻き舌にしてしまうのは、「英語のrは特別な音」という思い込みから、red や right の語頭で舌先が上あごに触れて弾かれ、別の言語の巻き舌rのような音になる誤りです。実際の/r/はどこにも触れさせず、そり気味に浮かせて保つ近似音で、舌が震えることはありません。トリルはスペイン語やイタリア語のrとしては標準ですが、英語では使われません。

どうなりがち?

英語の r を「日本語にない特別な音」と意識するあまり、舌を巻いて震わせるトリルで発音してしまいます。red や right の語頭で舌先が上あごに触れて弾かれ、別の言語の巻き舌 r のような音になります。L と R の混同とは逆に、r 単独でも作り方自体を誤っているケースです。強調して話そうとするときほど震わせが強く出る傾向があります。

なぜ起きる

「英語の r は巻き舌」という説明が広まっているために起きる誤解です。実際の/r/はどこにも触れさせず、そり気味に浮かせて保つ近似音で、舌が震えることはありません。舌先が一瞬でも上あごに触れると、r ではなく別の音として聞こえてしまいます。トリルはスペイン語やイタリア語の rとしてはむしろ標準ですが、英語では使われません。力を入れて長く伸ばすほど正確になると考えがちですが、力を入れるほどトリルは強調されてしまいます。

直し方

舌先を上あごに触れさせず少しそらせて保つ感覚を先に作ります。舌を巻きたくなったら逆に脱力するくらいの意識でちょうどよくなります。震わせる動きが止まっているかを、鏡や録音で確認すると気づきやすくなります。舌先を上下に小刻みに動かさないことだけを先に守るのも近道です。力を抜いた状態を先に作ってから母音につなげると、震わせずに済む語頭を安定して作れます。

練習語

red, right, road / very, sorry, story / car, for, more