オーキシン(auxins)

意味

オーキシンは、細胞の伸長や分裂を促し、植物の成長のほぼ全体に関わる植物ホルモンである。

解説

主なものは、植物がつくるインドール-3-酢酸(IAA)である。管の中を流れるのではなく、細胞の底側にある排出タンパク質と、下の細胞の先端側にある取り込みタンパク質の受け渡しで、茎頂から基部へ一方向に運ばれる。

細胞の中で受け取られると、ARFと呼ばれるタンパク質群が標的の遺伝子の転写を進める。器官のかたちづくり、光や重力に応じた伸長、果実の成熟など幅広い現象に関わる。挿し木の発根促進や除草剤など、農業でも広く使われている。

出典

植物ホルモン・オーキシン応答機構の原理を解明 https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2020_05_16_01/

植物Q&A ホルモンは植物体のどこを通って移動するのか https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=995

植物ホルモンとは https://pbiotech.sci.yokohama-cu.ac.jp/smd/index.php/kenkyu/hormone/