転写(transcription)

意味

転写は、DNAの塩基配列を鋳型にしてRNAを合成する、遺伝子発現の最初の段階である。

解説

RNAポリメラーゼが二重らせんの一方(鋳型鎖)に結合し、相補的な塩基を並べてRNAを伸ばす。開始・伸長・終結の三段階に分かれ、開始の目印になるDNAの配列をプロモーターという。真核生物ではTATAAAという共通配列が転写の開始位置を決める。

原核生物のRNAポリメラーゼは1種類だが、真核生物には3種類あり、I型はrRNA、II型はmRNA、III型はtRNAと5S rRNAを合成する。真核生物でできたmRNA前駆体は、5'末端のキャップと3'末端のポリA、イントロンの除去を経てはじめて翻訳に使われる。

出典

第6章 転写と遺伝子発現の調節 https://jsv.umin.jp/microbiology/main_006.htm

転写 (生物学) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E5%86%99_(%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6)