家畜育種(animal breeding)
意味
家畜育種は、遺伝的な能力の高い個体を選び、家畜の集団を代ごとに改良する営みである。
解説
家畜改良センターは、乳量や体型の検定と審査の記録に遺伝情報を合わせ、牛の遺伝的能力を評価している。従来は血統情報だけを使ったが、現在は一塩基多型を加えたゲノミック評価を行う。
評価の対象は泌乳や体型だけではない。体細胞スコア、在群能力、子牛の生存能力、泌乳持続性、暑熱耐性、難産率、疾病抵抗性など12の形質が並ぶ。評価値は総合指数や乳代効果の形でも示される。
研究の場では、遺伝子の働きから改良を支える試みも広がる。広島大学の家畜育種遺伝学は、有用な遺伝子の探索やニワトリの経済形質の解析、家禽の遺伝資源の保存に取り組んでいる。
出典
乳用牛評価の方法(ホルスタイン種) https://www.nlbc.go.jp/kachikukairyo/iden/nyuyogyu/hyokahoho/index.html
家畜育種遺伝学 https://www.hiroshima-u.ac.jp/gsbs/graduateschool/seibutsushigen/kachikuikusyu