ソース・シンク関係(source-sink relations)
意味
ソース・シンク関係は、光合成産物を送り出す器官と受け取る器官の間の関係である。
解説
スクロースを篩管へ積み込む葉などをソース、それを受け取って使うか貯める果実・種子・根などをシンクと呼ぶ。受け取る側の大きさはシンク容量と呼ばれ、水稲では籾数×精玄米粒重で表す。
農研機構は、シンク容量を増やす他品種の遺伝子をコシヒカリに入れた系統が、大気より約200ppm高いCO2のもとで増収したと報告している。施設トマトでは、東出忠桐が、オランダの品種の多収は果実への分配の増加ではなく植物全体の乾物生産の増加によると整理している。
出典
植物Q&A 師管の物質輸送機構について https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=277
水稲のシンク容量増大に関与するアリルは高CO2濃度で収量を顕著に増加させる https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s22.html
施設トマトの収量増加を目的とした受光と物質生産の関係の利用(園芸学研究 17(2):133-146, 2018) https://doi.org/10.2503/hrj.17.133