発芽(germination)

意味

発芽は、種子が吸水し、酵素の働きや細胞の分裂・伸長を経て生長を始める過程である。

解説

種子は、まず水を物理的に吸う(吸水)。吸水は発芽の初期段階である。発芽には水・適した温度・酸素が要り、光を必要とする種もある。

光の要求は種によって違う。多くの種子で光は発芽を促すが、光を必要としない種子もある。発芽と休眠は、植物ホルモンのジベレリンとアブシジン酸のバランスで調節される。

吸水のあとは、水和、酵素の活性化、細胞の分裂と肥大へと進む。外から与えたアブシジン酸が胚の発生を妨げ、発芽を遅らせることも報告されている(編集記事で紹介)。

出典

Seed Physiology(講義資料) https://faculty.csbsju.edu/SSAUPE/biol327/Lecture/Seed%20Physiology.pdf

Editorial: Molecular basis of seed germination and dormancy https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10364627/