ジベレリン(gibberellins)

意味

ジベレリンは、茎の伸長や種子の発芽を促す植物ホルモンの一群である。

解説

1926年に黒澤英一がイネの馬鹿苗病から見つけ、1935年に薮田貞治郎が単離して名づけた。馬鹿苗病は苗が異常に伸びて枯れる病気で、原因の糸状菌が出す物質が植物自身の伸長を担うホルモンだった。

いまは発芽、花芽の形成、果実の肥大など多くの生理現象にはたらくことが分かっている。種子の休眠では、アブシジン酸が減りジベレリンが増えることで発芽が進む。京都大学は、ジベレリンを受け取るGID1の構造が明らかになったと発表している。

出典

ジベレリン受容体の構造が明らかに~植物の自在な生長調節を可能にする「第2の緑の革命」の起爆剤~ https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2008/081127_1_1

植物Q&A 発芽促進物質について https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=653

植物Q&A 植物が成長抑制剤で伸長を抑制されているとき https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2364