遺伝的連鎖(genetic linkage)
意味
遺伝的連鎖は、同じ染色体上にある遺伝子や目印が、親から子へ一緒に伝わりやすい現象である。
解説
遺伝的連鎖は、同じ染色体上にある遺伝子どうしが、メンデルの独立の法則に従わず親から子へ一緒に伝わりやすい現象である。トーマス・ハント・モーガンが20世紀初頭に詳しく調べ、遺伝子地図の考え方を確立した。染色体上の距離が離れた遺伝子ほど、乗換えによる組換えが起きやすく連鎖が弱まる。
福岡県農業総合試験場は2012年、オオムギの縞萎縮病に抵抗性を持つ遺伝子rym7tの近くに連鎖する2つのDNAマーカーを選び、別の系統群で検証したところ、遺伝子型と表現型の一致率はそれぞれ98.6%と98.8%だったと報告した。育種はこの連鎖を利用してマーカーで遺伝子を追跡する。
出典
AGROVOC: genetic linkage https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_11179da9
遺伝的連鎖 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E7%9A%84%E9%80%A3%E9%8E%96
オオムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子rym7tと連鎖するDNAマーカーの選定 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbbr/14/2/14_43/_article/-char/ja