特撮ソング
サブカルチャー
掛け声と決めが効く、勢いで押していく歌
どんなジャンル?
音域が狭く跳躍も少ない旋律に、合いの手や掛け声が組み込まれた作りです。子どもが一緒に歌える前提の曲が多く、速さもテンポ130〜160と行進しやすい範囲に収まります。歌詞は繰り返しが多いので一度覚えると思い出しやすい構造で、作品名や主人公の名がそのまま歌詞に入る曲も少なくありません。
歌い方のポイント
音程より言葉の頭をそろえるほうがよく効きます。拍の頭で息を一瞬止めるように子音を置き、子音の立て方の要領で前へ出してください。掛け声は喉で叫ばず、お腹を一瞬固めて短く出します。伸ばす音は真っすぐでよく、揺らしはほとんど不要です。大きく吸ってから出すより、短く吸って前に置くほうが合います。
選ぶときの目安
高い声が出ない人でも成立する数少ないジャンルです。原曲キーのまま歌える曲が多いので、1曲目に入れる曲としても働きます。合いの手が入ってはじめて作りどおりに決まるので、歌う前に一言頼んでおくと席全体が乗ります。テンポが一定で転調も少なく、歌い慣れていない人でも最後まで通しやすい曲がそろっています。
つまずくところ
勢いのまま全部を叫んで歌うと、二曲目以降が出なくなります。掛け声だけ強く、地の部分はふだんの声量のままという配分にしてください。マイクを口に付けたまま強く出すとハウリングや音割れが起きるので、大きく出す瞬間だけ10センチほど離します。叫ぶ手前で一度だけ深く吸うと声が裏返りにくくなります。