盛り上げたいとき

場面で選ぶ

場の温度を上げる曲の選び方と歌い方

何の話?

場の温度を上げる役は、歌のうまさよりテンポと知名度でほぼ決まります。1分あたり120〜140拍前後の速さがあって、サビで全員が同じ言葉を口ずさめる曲なら、音程が多少ぶれても場は持ちます。逆に技術の見せ場が多い曲は聴く側が黙って見守る形になりやすく、自分は気持ちよくても部屋は静かなままということが起こります。

どうするか

サビの手前で一度マイクを部屋のほうへ向け、手拍子の入口を作ります。立って体を半歩ぶん前へ出すだけでも声の通りは変わり、場の視線が自然に集まります。速い曲は言葉が詰まるので、息継ぎの場所を1番のうちに決めておくと2番で崩れません。粒立ては滑舌の練習がそのまま効きます。

つまずくところ

盛り上げようとしてのどを絞って叫ぶと、声帯の粘膜がむくんで次の曲から高い音が抜けなくなります。戻るには数曲ぶんの休みが要り、翌日もかすれが残るようなら耳鼻咽喉科で診てもらいます。誰も知らない曲で一人だけ跳ねるのも場が冷えるもとで、全員に共通する年代から選ぶほうが無難です。跳ねる役は一晩に二、三曲で足ります。