1曲目に入れる曲
場面で選ぶ
まだ温まっていない喉で歌う最初の一曲
何の話?
最初の1曲は、まだ喉が温まっていない状態で歌うことになります。声帯まわりの筋肉は動き出しに時間がかかる性質で、入室から10〜15分は高い音が届かず、音程も揺れやすい時間帯です。1曲目は同時に、部屋のエコーの深さと音量が自分の声に合うかを確かめる場でもあり、ここを整えておくとあとの曲がぐっと楽になります。
どうするか
音域のまん中で足りる曲を選び、サビの最高音は楽に出る高さより2〜3度低くしておきます。歌い出す前に立ち上がり、4拍で吸い8拍で吐く息を三回。1番のAメロは声を張らず、マイクを口から3〜5cm離して返りの音量を確かめます。ウォームアップを先に済ませられるなら、なお崩れません。
つまずくところ
いきなり最高音の続く曲を入れると、喉が締まったままその日の感覚が固まってしまいます。点も出ず、そこで自信をなくす人は少なくありません。逆に2曲も3曲も慣らしに使うのは持ち時間の無駄で、1曲で切り替える前提の選曲が現実的です。硬さが残るようなら、次の曲でキーを1つ下げて様子を見ます。