部屋のタイプ
部屋と設備
どこで使う: カラオケ店
部屋のタイプは、人数と設備によって分かれる部屋の種類。
どういうもの?
部屋は人数と設備で分かれます。一人用の小さなブース、四人前後の標準室、十人以上の大部屋、ステージや楽器の付いたパーティ用などがあり、置いてある機種や採点の種類も部屋ごとに違います。同じ料金でも設備がそろっていないことは珍しくなく、当日に案内されて気づく形になりがちです。設備の差は部屋の広さだけでなく採点機の世代にも表れ、同じ店でも新しい機種は特定の部屋にしかないことがあります。ステージや楽器の付いたパーティ用は、ふつうの部屋より数が少なく、早めの予約が要ることが多いです。
使い方・設定の目安
練習が目的ならいちばん小さい部屋が向きます。声が近く返り、人目も気になりません。連れがいるときは人数プラス一人の広さが座りやすい目安です。使いたい採点や機能があるなら、予約の電話で部屋の設備を確かめ、入室後すぐ機種を確認しておくと歌い出しでつまずきません。禁煙か喫煙かの希望も予約の電話で先に伝えておくと、当日の案内がスムーズです。ステージや楽器付きのパーティ用を使うなら、人数と使う機材を先に伝えておくと待たされません。人数が急に増えたときは、途中でも大きい部屋への変更を頼めることがあります。
注意・トラブル
受付人数を超えて入ると追加料金や入室のお断りになることがあります。狭い個室に大勢が集まると、非常時の避難路をふさぐ恐れがあるための決まりです。部屋の指定は空き次第で、必ず通るとはかぎりません。喫煙室は、火を消したあともにおいの成分が壁やソファに染みついて長く空気中へ戻り続けます(サードハンドスモークと呼ばれる現象)。厚生労働省のまとめでも、たばこの煙によるのどや鼻への刺激は確からしい急性影響の一つとされ、長く歌い込む日は喫煙室を避けるほうが無難です。混む時間は希望が通りにくく、待つ覚悟も要ります。
出典
- 論文 野口美由貴・鈴木義浩・山崎章弘/室内環境(室内環境学会)(2018) サードハンドスモーク―もう一つの喫煙環境問題―
- 公的機関 厚生労働省 e-ヘルスネット 受動喫煙 – 他人の喫煙の影響
解説動画: 令和のカラオケは多種多様 まるで公園“キッズルーム”、観覧車の中で歌い放題、スタジオ型でボーカル気分【ゲキ推しさん】/TBS NEWS DIG Powered by JNN
観覧車がそのまま部屋: ゴンドラを部屋にしてしまった例が出てくる。2周1セットで約20分の歌い放題で、外を歩く人には歌声が空の上から聞こえてくる。降りてきた親子は上から歌いながら下がるのが面白かった、何周もしたいと話していた。
子ども連れ向けの部屋: 公園をコンセプトにした部屋には滑り台やアスレチックが置いてある。子どもが退屈しない部屋を作ってほしいという利用者の要望から2年前に実現し、連休は予約で埋まるという。2時間で大人2000円・子ども1000円、ドリンクバー付き。花に囲まれて過ごす部屋もある。
ひとり用のスタジオ型: 歌い手のように歌えるスタジオ型の部屋が、ひとりで来る人向けに増えていると紹介される。背景には歌う姿をSNSに載せて聞いてもらいたい人の多さがあり、映像も音声も残せる方向へ部屋の設えは進んでいくだろう、という見立てが語られる。
部屋が増えた理由: 利用者はコロナ禍で激減し、2022年に多少戻したものの1995年と比べて55%程度。街の声としては、最近の曲はキーが高く裏声も多くて歌いにくい、好みがばらけて皆が知る曲が減った、人前で歌うとスマホで撮られて恥ずかしい、が挙がる。だから客の求めに合わせた部屋は今後も増えると業界団体は見ている。