一般口座

口座の種類

計算も申告も、全部自分でやる

どういう制度?

損益の計算をすべて自分で行う口座です。取得価額・売却価額・手数料を1件ずつ記録し、譲渡所得を算出して申告します。今からあえて選ぶ理由はほとんどありません。

使うとどうなる

特定口座で扱えない一部の商品や、相続や贈与で引き継いだ株、古い時期から持ち続けている株がここに入っていることがあります。

手続きと期限

自分で計算明細を作り、確定申告書に添付します。取得価額が分からない株は、売却代金の5%を取得費とみなす方法が認められていますが、これは通常きわめて不利です。

注意(変わりうるところ)

一般口座に古い株が眠っていないか、一度確認してください。証券会社に依頼すれば特定口座へ移せる場合があります(特定口座への受け入れ)。取得価額の記録は、見つけられるうちに探しておくほうが後が楽です。

確認先(一次情報)

国税庁のタックスアンサー(株式等を譲渡したときの課税)と、証券会社の口座区分の説明。

解説動画: 上場株式等の譲渡所得等及び配当所得の申告手続/国税庁動画チャンネル

誰が計算するかが違う: 同じ証券会社でも、一般口座では自分で年間の譲渡損益を計算する必要があるのに対し、特定口座では証券会社が計算する。この違いが口座選びの実質的な中身。

計算に必要なもの: 譲渡損益は、売却代金から取得費(購入代金と購入に要した費用)と譲渡費用(委託手数料など)を引いて求める。取得費が分からないと正しく計算できない——一般口座で古い株を持ち続ける難しさがここにある。

出典: 国税庁が公開している解説動画で、上場株式を売却した場合と配当を受け取った場合の申告手続きを一通り扱っている。